こんにちは!とらちゃんです。
住宅を購入するときに費用に関する不安はあるのではないでしょうか。そんな中、一定の条件を満たすことで数十万〜100万円以上の補助金や減税措置を受けることができます。
今回は、そんな住宅の支援事業について注目の2つを深掘りしていきます!
この記事は、2023年11月時点での情報とわが家が実際に受けた補助金について記載しています。今後、補助金に関する内容の変更や支援事業が終了することもありますので最新の情報は必ずご確認ください。
補助金には予算上限もあるから申請して補助金が受け取れるか確認してね!
こどもエコ住まい支援事業
こどもエコ住まい支援事業は、子育て世代や若者夫婦世代が新築住宅を取得するときやリフォームをするときに、省エネ投資の下支えを行い2050年のカーボンニュートラルの実現を図る支援事業です。
対象者
- 子育て世代 : 申請時において子供の年齢が18歳未満の世帯
- 若者夫婦世代 : 申請時において夫婦であり、いずれかが39歳未満の世帯
いずれかの対象者が高い省エネ性能(ZEHレベル)の性能を有する住宅を新築又は購入する場合。又は対象となるリフォーム工事を実施する場合。
補助額
- 注文住宅の新築 : 最大100万円
- リフォーム : 最大60万円
申込み
補助対象者に代わり建築事業者又は工事施工業者。
還付方法
補助事業に係る契約代金に充当する方法 又は 現金で支払う方法
申請時期
基礎工事の完了(杭基礎の場合は杭工事の完了)し、基礎工事より後の工程の工事に着手していること。
こどもエコ住まい支援事業は、2023年9月28日に補助金申請額が予算上限に達したため交付申請の受付を終了しました。
こどもエコ住まい支援事業、わが家も申請する予定でいたのですが・・・
なんと予算上限に達してしまう可能性が出てきたため、急遽、申請を諦め後述する「ZEH補助金」に切り替えました。
国が行う補助金は、複数の補助金を合わせて申請することができない場合があり、もし予算上限に達してしまいこどもエコ住まい支援事業に申請しても補助金を受け取れなかった場合、別の補助金にも申請できず全く補助金が受け取れない!という最悪の結末もあります…。
こどもエコ住まい支援事業は、追加予算が発表され総額約1700億円の事業でしたがそれでもわずか半年で予算上限に達してしまいました。
申請するには基礎工事が終了している必要があることから、予算上限が迫っている時には特に注意が必要です!
こどもエコ住まい支援事業は予算上限に達してしまい終了してしまいましたが、
「子育てエコホーム支援事業」として国土交通省から実施される見通しです!!(2023年11月27日時点)
子育てエコホーム支援事業
大まかな内容は、こどもエコ住まい支援事業と同じですが変更点もあるようです。
主な変更点は、
変更前 | 変更後 | |
ZEH住宅 | 100万円 | 80万円 |
長期優良住宅 | – | 100万円 |
予算額も2100億円となる見通しです。
今後、国会での補正予算が成立すると正式に発表されるものと思われます!
住宅を検討中の方はぜひチェックしておきましょう!
ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス実証事業(ZEH補助金)
こどもエコ住まい支援事業が国土交通省が主導する補助金に対して、ZEH補助金は国土交通省と経済産業省、環境省が連携した補助金となります。
名前の通り、ZEHの住宅に対して受け取ることができます。
対象者
新築住宅を建築・購入する個人
補助額
【ZEH支援事業】
ZEH、Nearly ZEH、ZEH Oriented : 55万円+α
ZEH+、Nearly ZEH+ : 100万円+α
【次世代ZEH+】
ZEH+、Nearly ZEH+ : 100万円+α
ZEH+の要件を満たし、かつ、以下のいずれか1つ以上を導入すること。
- 蓄電システム
- V2H充電設備(充放電設備)
- 燃料電池
- 太陽熱利用温水システム
- 太陽光発電システム10kW以上
【次世代HEMS実証事業】
ZEH+、Nearly ZEH+ : 112万円+α
ZEH+の要件を満たした上で高度エネルギーマネジメントを選択し、かつ、蓄電システム又はV2H充電設備(充放電設備)を導入すること。さらに、燃料電池、太陽熱利用温水システムの設備を導入することも可とする。
※蓄電システム等の設備を導入することで補助額が加算されます。
申込み
ZEHビルダー/プランナーとして登録されたハウスメーカー、工務店、建築設計事務所、リフォーム業者、建売住宅販売者等によって申請します。
還付方法
住宅の竣工・引き渡し後に2〜3ヶ月後を目安に施主に入金されます。
申請時期
建物の着工を開始する前に申請する必要があります。
補助金の併用について
今回紹介した国が運営する補助金は基本的に併用することができません。
そのため条件や金額の高いもの、申請に間に合うかを考慮して選ぶ必要があります。
ただし県や市区町村などの自治体が独自で行っている補助金は併用することができる可能性があります。
お住まいの地域にはどんな補助金があるかチェックして見てください!
まとめ
今回は補助金について深掘りしていきました。
わが家では営業さんから「こどもエコ住まい支援事業に申請予定でしたが、間に合わなかった場合に補助金が全く受け取れなくなる可能性があるため、ZEH補助金に切り替えましょう。」と連絡があり、ZEH補助金で申請をしました。
補助金には上限があるので、補助金ありきで住宅を注文してしまうと、もしも申請が間に合わなかったらと思うと恐ろしいですね…
補助金の枠には十分注意をして、営業の方とはよく相談しておくといいですね。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!