こんにちは。とらちゃんです。
今回は前回に引き続き、地盤改良・基礎補強について書いていきます。
地盤調査については、事前に行なっており「地盤調査報告書」いう報告書とともに説明を受けていました。また、地鎮祭の数週間前には、「基礎仕様判定書(最終)という紙と共にさらに細かく説明を受けます。
今回の記事では、わが家の基礎仕様を公開していきます!
地盤調査報告書
わが家では、打ち合わせのかなり初期の段階で地盤調査を実施してもらっており
打ち合わせで「地盤調査報告書」というものをもらいました。
冒頭には、
「今回、貴邸新築工事に伴い積水ハウスSKIPシステムによる総合的な地盤調査を実施しました。ここに結果をまとめてご報告致します。」
との記載がありました。
積水ハウス SKIP システムとは
地盤は、家を建てる敷地ごとに性質(土の硬軟、土質、土地来歴、工作物の有無など)が異なるため、家づくりにおいて「地盤を知ること」はとても大切です。
積水ハウスでは、地盤の性質を適切に把握するために、「これまでに長年実施してきた地盤調査の結果」「多種多様な地盤に対応できる地盤補強工法の開発」「地震などの自然災害」等を通じて得られてきた膨大な地盤情報を『積水ハウスSKIPシステム』に総結集させました。
お客様の敷地で実施させていただいた地盤調査の結果を積水ハウスSKIPシステムにより「地盤調査報告書」としてまとめ、これをもとにお客様が安心して住まえる最適な基礎設計を提案致します。
とのことです。
色々な視点から地盤を把握して最適な基礎設計を提案する仕組みって感じかな。
地盤調査方法
- 【資料調査】 敷地を含む広範囲な地域における土地履歴や地盤性状の把握
- 【現地踏査】 敷地および近隣状況の把握
- 【試験調査】 スクリューウエイト貫入試験による地盤の硬軟の把握
これから3項目を調査し必要な地盤改良を行います。
地盤調査方法のスクリューウエイト貫入試験については、報告書の中に説明が付いており
今回は全自動式日東精工(株)製「ジオカルテ」という機械を使って調査したようです🤗
液状化
各土地によって以下のような区分によって特徴が示されています。
わが家の検査結果は「台地」に区分され、液状化発生の可能性は
「小」
と判定されました。
もともとが海だった場所を埋め立てた土地や川だった場所では、地下に水が残っていることがありそのような土地では液状化の可能性はかなり高くなるようです💦
スクリューウエイト貫入試験結果
このような試験結果が5枚添付していました。
5箇所のポイントでそれぞれ計測して、その結果が記されています。
この表の見方は右へ行くほど地盤が強いことを示しており、何kgの荷重で25cm沈んだか記録されています。また、100kgで自沈しない場合はロッドを何回転させて25cm沈んだか記録されています。
試験結果の1番上は、「150Nの荷重で0.25m自沈した」となります。
以上の結果を踏まえて、基礎仕様判定書により基礎の最終確認が行われます。
基礎仕様判定書(最終)
早速、判定書を見てみましょう😆
結果は「基礎仕様:50kN/㎡用布基礎、地盤補強:表層改良0.8m」となりました。
もちろん1番良い結果は「地盤補強の必要なし」ですが、地盤補強の中でも比較的安価な改良で済んだようです😅
地盤が弱い土地であった場合、「柱状改良工法」や「杭工法」といった柱を地中に埋め込む工法を施す必要があり、100万円以上の経費が掛かるようです😱
家を建てる土地がどんな地盤か把握しておくことも大事だね!
以上のことから、マイホームの進捗状況は地盤改良を行うべく土の掘り起こしが進められていました😊
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!